明治時代の北海道を舞台にアイヌが隠した金塊を巡る争奪戦が描かれた人気漫画「ゴールデンカムイ」!
ネットでは「ゴールデンカムイは実話?」といった声が多く上がり話題になっています。
そこで今回はゴールデンカムイは実話が元になった漫画なのかを調べてみました。
そして主人公の杉元佐一はフィクションか実在した人物なのか元ネタモデルを探っていきたいと思います。
「ゴールデンカムイは実話? 杉元佐一の元ネタは作者の曽祖父?」と題して記事をお届けしていきます。
目次
ゴールデンカムイは実話?
【発売まであと一週間!】
— ゴールデンカムイ(公式) (@kamuy_official) November 12, 2020
探究者揃い踏みの表紙が目印の
『#ゴールデンカムイ 公式ファンブック 探究者たちの記録』が来週11/19(木)発売!!
杉元とアシ(リ)パさんの旅立ちから、樺太の旅を経て北海道に帰還するまでの記録をギュッと濃縮!
マル秘情報&描き下ろし盛り沢山の一冊、どうぞお手逃しなく!! pic.twitter.com/pBDFdQKQTW
漫画「ゴールデンカムイ」はアイヌ民族が隠した金塊をめぐりさまざまな勢力がだまし合い、かけひき、戦闘を繰り広げるストーリーになっています。
ゴールデンカムイのストーリーの中には当時の日本やロシアの歴史的背景や史実、言語、文化など多くの真実が描かれています。
単行本には参考文献一覧がありアイヌ文化のことなど多くの情報がストーリーに練り込まれているわけです。
ですのでゴールデンカムイはもちろんフィクションですが実話の部分も多く含まれています。
それではゴールデンカムイのどういうところが実話なのかを紹介していきます。
ゴールデンカムイのアイヌ文化は実話?

ゴールデンカムイはアイヌ文化の描写が素晴らしいと漫画の連載当初からアイヌ語監修をしている中川祐さんが雑誌のインタビューで答えています。
特にゴールデンカムイのキャラクター「アシリパ」の初登場シーンにすごいなあと思われたそうです。
なぜなら上記画像がアシリパの初登場シーンですが完全装備になっています。
それぞれの道具などそれらを身に着けた写真や絵などは残っていますが以下のような写真になります。

アイヌ語監修をしている中川祐さんは完全装備した写真などは残っておらずこれらを装備して違和感なくキャラクターが描かれている「アシリパ」の初登場シーンに驚いたそうです。
ゴールデンカムイのアイヌ料理は実話?

ゴールデンカムイはグルメ漫画としても知られておりよく出てくるアイヌ料理も実話になります。
マンガアプリではアイヌ料理の登場回だけまとめられたものなどもあります。
最近はジビエを使ってるような飲食店ではアイヌ料理も出しているところもあるようです。
ゴールデンカムイの第七師団は実話?

ゴールデンカムイに出てくる鶴見中尉や尾形が所属する「第七師団」も日露戦争で活躍した本当にあった部隊名で実話になります。
第七師団はゴールデンカムイの作中では陸軍最強と呼ばれています。
実際、第七師団は日露戦争の時最も激しい戦いとなった203高地の争奪戦で勝利しその後の日本軍の勝利に大きく貢献した部隊でした。
ゴールデンカムイのアイヌの埋蔵金は実話?
ゴールデンカムイが完結へ アイヌ文化描く人気漫画 (産経新聞)
— NEWS JAPAN【公式】 (@NEWS_JAPAN_S) April 6, 2022
19日発売予定の「ゴールデンカムイ」29巻の表紙(?野田サトル/集英社)明治時代の北海道を舞台に、埋蔵金伝説を追う男らとアイヌ民族の少女の冒険を描く野田サトルさん作…https://t.co/w0JB6Fbxj3#速報 #ニュース#ニュース速報 pic.twitter.com/1KKF3IWw0z
ゴールデンカムイのメインストーリーとなるアイヌの埋蔵金も実話なのでしょうか?
日本には埋蔵金伝説が多くあり実は北海道にもいくつかあります。
その中でもアイヌの一族が埋蔵したと言われる「カムイ古潭の埋蔵金」というものがあります。
カムイ古潭の埋蔵金は神居古潭(かむいこたん)近くの山中の川から採集した砂金を先住のアイヌたちが和人の襲撃に隠したものと言われています。
ゴールデンカムイのストーリーとは違ったストーリーですが真偽は定かではありません。
ですがゴールデンカムイは歴史ロマン溢れる作品だということは間違いないですね。
(スポンサーリンク)
ゴールデンカムイは実話で杉元佐一の元ネタは作者の曽祖父?
【本日リミックス版全6巻刊行開始!!】
— ゴールデンカムイ(公式) (@kamuy_official) October 9, 2020
杉元たちの旅立ちから網走監獄の決戦までを再編集した
リミックス版『#ゴールデンカムイ』が本日(10/9)より全国のコンビニほかにて極アツで発売です!!
第1巻は黄金コンビの出会いに始まる、小樽での対第七師団戦までを収録!
TVアニメ第三期とあわせて是非!! pic.twitter.com/Fb0hWD2hWX
多くの実話が含まれたゴールデンカムイの主人公、杉元佐一も実在する人物なのでしょうか?
主人公の杉元佐一は作者である野田サトルさんの曽祖父の名前、杉本佐一さんが元ネタになっていることを公言されています。
野田サトルさんの曽祖父は実際に日露戦争の時の軍人で第七師団の1等卒として所属して旅順攻囲戦や二〇三高地、奉天会戦を経験したそうです。
ゴールデンカムイの杉元佐一のモデルは?

ゴールデンカムイの第1巻1話のタイトルが「不死身の杉本」です。
作中では鬼神のような戦いぶりで瀕死の重傷を負っても翌日には走り回っており銃剣でも機関銃でも砲弾でも杉元を殺せないといったやり取りがありました。
そして第二次世界大戦で同じように「不死身の分隊長」と呼ばれた舩坂弘という人物がいました。
舩坂弘さんは米兵相手に鬼神のような戦いぶりを見せ相手からも敬意を払われる存在でした。
この人物がゴールデンカムイの主人公の杉元佐一のモデルになっているのではないかと言われています。




(スポンサーリンク)
まとめ
【祝!!6周年祭!!】
— ゴールデンカムイ(公式) (@kamuy_official) August 6, 2020
今月発売のYJ38号で『ゴールデンカムイ』は連載6周年!さらに初の公式ファンブックが発売決定!!
そこでこの度「ゴールデンカムイ質問箱」を実施!
頂いた中から選出した質問を野田先生がお答えし、回答をファンブックに掲載いたします。ぜひご応募を!!https://t.co/T2IecpJRWh pic.twitter.com/eajEBoA5OT
「ゴールデンカムイは実話? 杉元佐一の元ネタは作者の曽祖父?」を最後までご覧いただきありがとうございました。
今回は人気漫画ゴールデンカムイは実話?なのかを紹介してきました。
ゴールデンカムイはアイヌ文化をしっかりと調査し専門家も交えながら作られた漫画でストーリーに実際のアイヌ文化のことや料理などが実話になっていました。
そして主人公の杉元佐一は作者の野田サトルさんの曽祖父の名前が使われておりキャラは伝説の軍人で「不死身の分隊長」と呼ばれた舩坂弘さんが使われているのではないかということでした。
残念ながら4月28日のヤングジャンプが最終話となってしまいますが実写映画が作られるという嬉しいニュースもありますね。
コメント